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日本財団「海をたすける学校」特別授業を開講

「STU48がゆく、海をたすける出張授業」に参加して来ました!


2024年2月21日(水)安芸郡海田町の海田東小学校にて開催された「STU48がゆく、海をたすける出張授業」

日本財団が開講した子どもたちが瀬戸内海の海洋ごみ問題について楽しく学ぶ授業に、2年生約100名の生徒さん達と一緒に参加して来ました。

 

「海をたすけるももたろうプロジェクト」とは

瀬戸内海は閉鎖性海域で外海からの海洋ごみの流入が少ないため、瀬戸内海で発生するごみの大半は街から流出したものであるという課題があります。
一方で海洋ごみ対策に応じた成果が可視化しやすく、当事者意識を伴う対策が取りやすくなっているエリアであることから
2020年より日本財団は、瀬戸内4県とともに「瀬戸内オーシャンズX」を発足し、2025年までに瀬戸内海への新たなごみの流入を70%減らし、回収量を10%以上増やすことを目標としています。

その一環として、子どもたちに自分たちが住む街のごみを減らせば、海洋ごみが減ることにつながることを理解してもらうために、2023年に「海をたすけるももたろうプロジェクト」を立ち上げたそうです。

海をたすける出張授業

「海をたすける桃太郎」STU48さんによる絵本の読み聞かせ

海洋ごみに関する4択クイズ!

●「海をたすける桃太郎」STU48さんによる絵本の読み聞かせ

 

●海洋ごみに関する4択クイズ!
「瀬戸内海に年間どれくらいの量のごみが流れ込むでしょう?」

「海に流れるごみは、どんな種類のごみが多いでしょう?」などのクイズに、

生徒さんたちはチームの仲間と悩みながら話し合って答えを出していました。

 

●ももたろうの海ごみ減らし術の動画を視聴

 

●瀬戸内海おたすけかるた グループごとにかるた取り

STU48さんが札を読み、生徒さんたちはかるたを取り、楽しみながら海洋ごみに関する知識を深めていました。

 

絵本の読み聞かせや海ごみ減らし術の動画では集中して視聴し

クイズやかるたでは、協力して考えたり喜んだりで大盛り上がりでした!

瀬戸内海おたすけかるた みんな真剣です

取ったよーーー(^^)v

授業後は、代表の生徒にSTU48さんから認定書を進呈されました。

STU48さんから認定書授与

とっても楽しかったぁ~

参加した生徒さんの声

・クイズやかるたがとても楽しかったです。

今までは家のゴミの分別はお母さんがやってたけど、帰ったら自分でもやってみようと思いました。

それと、これからはポイ捨てとかやめたりプラスチックのストローなどを使うのをやめたりするといいなと思いました。

・街でごみが落ちてても拾う勇気がなかったけど、これからは拾おうと思えるようになりました。

・家に帰って今日の授業の事を家族に話そうと思いました。

 

先生からのコメント

いつもと違ってSTU48さんが来られるとの事で、子ども達も大変楽しみにしていました。

クイズやかるたなど、子ども達が参加しながら学べる授業だったので、子ども達のキラキラ輝いている笑顔をたくさん見る事ができて凄く嬉しかったです。

子ども達主体で楽しく学ぶことができ、今日の事はしっかり心に残ったと思います。

残念ながら今日はゴミ拾いが出来なかったのですが、今後授業として外にゴミ拾いに行き

今日学んだ事を今後に活かして行こうと思います。

 

日本財団さんからのコメント

日本財団は全国で海洋保全活動を行っており、瀬戸内4県は特に力を入れている地域です。

子どもの頃から是非海ごみについて意識して生活して欲しいです。

今後については

今年度中に、瀬戸内4県の小学校計41校へ教材キットを配布する予定です。

キットの活用のほか、ぜひごみ拾いなどの課外活動も実施していただき、瀬戸内の自然や地域の課題にふれてほしいと思います。

 

 


授業が終わり校門で待機していると・・・

帰宅する生徒の一人が「あっ!ゴミ見っけ!捨てに行こう!」と雨に濡れてクタクタになったゴミを手にする姿を見て、感心しつつも微笑ましく感じた編集部でした。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。