創業百十数年割烹料理みどり屋の女将が『女性にくつろいでもらえる処』として始めた碧ちゃ家。
季節の野菜や料理に合った器を厳選し、一つの絵として目でも楽しんで貰えるようにとこだわったお膳を味わえます。
季節の薫りを五感で感じ、ゆったりとした素敵な時の流れを堪能して下さい。

女将さんがこだわっている、「絵」を感じるお膳。今月は桃の節句、お雛様が主役でした。
まず、綺麗で華やかなお料理を一つひとつ眺めてしまい、どれから箸をつけようか本当に迷いました。

熊野町の地野菜を使った料理の味付けは、優しくほんのり甘め。
衣のごまがアクセントに効いたさつま芋のコロッケや里芋の揚げ物は、素材の味が引き立っていました。
ゆずの香りで疲れを癒す酢の物、柔らかく出汁のきいた煮物。
どの料理も繊細で手間ひま掛かってます。

季節を感じる、ちらし寿司やピンクを基調とした可愛らしい甘味達。
彩りも豊かで、どれも旬の盛り付けが美しく味もおいしい。
本当に上品で、贅沢な春を感じるお膳でした。

桃の節句は、いくつになっても女性にとって嬉しい日ですよね。
お雛様の中に、嬉しいお土産が入っていますよ♪

玄関をくぐると、季節の和小物が迎えてくれます。
一瞬にして心が落ち着き、『和』の良さを改めて感じる空間があります。

四季折々のお膳を味わえます。
是非、毎月変わる味と彩を楽しんで下さい。