これはホント面白い！
これぞアメリカ冒険活劇！の決定版と言える作品だと思う。
子どもも楽しめる内容だけに家族で見に行かれることをお薦めいたします！

最初のシーンがどうも長くて、背もたれにもたれながらボケーッと見てたけど、段々とそのアクションの迫力とサハラ砂漠の壮大さにいつの間にか身を乗り出して見ていた。
ふと横の人をみたら私と同じ格好で乗りだして見ていた(笑)

どんどんとのめり込んでしまうような映画だった。

あ
らすじは、ナイジェリアのある地域に謎の疫病が発生、自体を深刻とみたＷＨＯの女医エヴァ（ペネロペ・クルス）は原因究明の為に現地に赴こうとする。一方
米国政府の特殊機関ＮＵＭＡで働くダーク・ピット（マシュー・マコノヒー）はかつてアメリカが保有していた財宝が同じナイジェリアに埋没していると言う情
報を手に入れる。謎の疫病の病原体の究明と秘宝の発見。それぞれの目的を持って彼らはボートで共に現地マリに向かう。そしてそこにはエヴァの命を狙う謎の
組織。そこには人類の未来を脅かす恐ろしい事態が起こっていたのだ。

エヴァとダークは人類を救うために、巨大秘密組織と壮大なサハラ砂漠でどう戦うのだろうか？
まるで「007」「ハムナプトラ」「インディージョーンズ」の良いところを満載したような、見ていて爽快になるようなアクションや、迫力、そしてユーモア。
アドベンチャー映画の醍醐味といえるほど、ワクワクハラハラドキドキしっぱなしの作品だ。

銃弾の雨に遭おうと一発も当たらないそれでも良いんです！
ボートが襲われて爆発しても生きている！それでも良いんです！
ラクダが機関車と同じスピードで走っても良いんです！
とことん楽しんで下さい！

ダークを演じるマシュー・マコノヒーのかっこいいアクションと相棒スティーブンを演じるアル・ジョルディーノとの掛け合いも見所の一つ。リズムに乗ってまるで漫才のようで笑いが込み上げてきてしまう。スティーブンの存在がこの映画の隠し味ってとろこかもしれない。

ペネロペ・クルスは初のアクション作品だったけど、何だかとっても生き生きして見えた。
記者会見で「一度はアクション映画に出演したかった」と言っていただけのことはあったと思う。過酷な砂漠でのロケも楽しめたとか？
この映画がきっかけで現実でも恋人同士になった二人、記者会見席上でも隠そうとしても隠しきれないアツアツムードが漂っていました(笑)

text by...  七福神

2005/06/08